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2014/03/03
チョコはいつから?
カテゴリ:ブログ
こんばんは
ひろ歯科クリニック 溝口 です。

当院には、ご家族で小さなお子様を連れて
来院される方も多くいらっしゃいます。

たまに質問を受けるもので、よくあるのが
「チョコはいつぐらいから、あげてもいいですか?」
といった内容のものです。

チョコと虫歯との関係を気にしての言葉でしょうが、
基本的には、チョコなどは食べないでOKならば
食べないに越したことはありません。
虫歯とは、いわゆる虫歯菌の感染とその菌の活動によって起こっていきます。
チョコなどは、虫歯菌の活動のための最大の栄養源になります。

ここで、注目したいのが、
キシリトールなどの代用糖の存在です。

「キシリトール」は砂糖や果糖のような「糖」と似た構造を持つ「糖アルコール」です。

糖は細菌の出す酸の原料になるのに対して、糖アルコールは酸の原因になりません。

そのため、キシリトールを取り込んだ細菌は酸を産生することが出来なくなり、結果として酸を産生する細菌の活動を弱めることになります。

つまりキシリトールは、「細菌の栄養にならないダミーのえさ」です。
虫歯になる原因のひとつを抑えることが出来るので、
食べるのであれば、代用糖配合のものが望ましいでしょう。

ただ、キシリトールなどの過剰摂取は
下痢などを引き起こすことがありますので、注意が必要です。

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