こんばんは　
ひろ歯科クリニック　溝口　です。

今週に入り、梅雨も明け
暑い日が続いていますね。

梅雨の環境は、お口の中の環境に
似ているということをお伝えしましたが、
ところで、みなさんは自分のお口の中にどのくらいの細菌がいると思いますか？

目には見えないけれど、お口には300種類以上の細菌がいると言われています。

今回は「歯周病」を引き起こす細菌についてですが、
歯周病を引き起こす細菌は、10種類以上あるといわれています。

その中から「P.g（Porphyromonas gingivalis）菌」を紹介します。

P.g菌は、とにかくしつこい菌！

表面に線毛という構造を持ち、歯茎にピタッとくっつき、
歯茎の溝に入り込み奥のほうに隠れてしまいます。
P.g菌は空気が苦手で空気に触れると死んでしまうため奥へ奥へと入り込みます。
そして、そこでP.g菌は攻撃をしてきます！

酵素を出して歯茎を攻撃し、できた隙間に隠れて毒素を出します。　
毒素は歯を支えている顎の骨をジワジワ溶かしてしまいます。

どうしたら細菌を減らすことができるのか？
お家でケアできることはやっぱり、「歯みがき」　です！

きちんと歯をみがいて細菌をやっつけましょう！

大人に多い病気ですが、
お子さまでもときどき歯茎がぷくぷくと腫れている子がいます。
みなさまの歯茎はどうですか？お口の中を鏡でよく見てみましょう。