2016/05/18
喫煙の影響は?
カテゴリ:ブログ
こんばんは
ひろ歯科クリニック 溝口 です。
今回は、喫煙の影響について考えてみたいと思います。
タバコを吸うことでこんなにも不利になるんです!
いくつか例をあげてみます。
①歯周病は?
・歯周病になりやすく、重症化しやすい。
・治療をしても回復が遅く治りにくく、良くなっても再発しやすい。
・血管が収縮し血流が悪いため、歯茎が腫れにくく病気の発見が遅れる。
・傷んだ歯根膜に炎症が及ぶと、歯が抜けやすくなる。
②むし歯は?
・むし歯がパワーアップ!!歯を溶かす酸をどんどん作ってしまう。
・ヤニのベタベタにプラークが引っ付き、歯ブラシで取り除きにくい。
・むし歯菌の棲むプラークの外膜を丈夫にしてしまい、
むし歯菌の作る酸をため込み、濃度を上げてしまう。
・根っこの治療の際、免疫細胞がすみやかに働かないため、再発のリスクが増える。
③外科治療は?
・修復機能が弱ってしまうため、手術後の回復に時間がかかり、痛みや違和感が続きやすい。
・修復機能が低下してしまうため、傷口がすみやかにふさがらず、細菌感染のリスクが増える。
・抜歯後、歯が歯ぐきにおおわれず、ドライソケットになるリスクが増える。
④インプランは?
・インプラント埋入後、修復機能が働きにくく歯槽骨の反応が悪くなるため、
インプラントがガッチリ結合し固定するまでに時間がかかる。
・歯周病菌がパワーアップするため、インプラント周囲炎を起こすリスクが増してしまう。
⑤粘膜は?
・タバコの煙に含まれる発がん性物質によって、がんを患うリスクが高くなる。
・舌にある味覚センサーの働きが悪くなる。
・舌に口臭の原因になる舌苔が付きやすくなる。
最近の研究で、タバコの有害物質の刺激が歯周病や、むし歯菌を鍛え上げ、
病原性を強くすることがわかってきました。
タバコはお口の健康を損なうだけでなく、
患者さんが時間とお金を使い、何度も通って治療を受けてもその効果をそいでしまいます。
大切な歯を守り、治療や予防の効果を上げ成功させるためにも、
禁煙の効果が絶大であると言えるでしょう。
ひろ歯科クリニック 溝口 です。
今回は、喫煙の影響について考えてみたいと思います。
タバコを吸うことでこんなにも不利になるんです!
いくつか例をあげてみます。
①歯周病は?
・歯周病になりやすく、重症化しやすい。
・治療をしても回復が遅く治りにくく、良くなっても再発しやすい。
・血管が収縮し血流が悪いため、歯茎が腫れにくく病気の発見が遅れる。
・傷んだ歯根膜に炎症が及ぶと、歯が抜けやすくなる。
②むし歯は?
・むし歯がパワーアップ!!歯を溶かす酸をどんどん作ってしまう。
・ヤニのベタベタにプラークが引っ付き、歯ブラシで取り除きにくい。
・むし歯菌の棲むプラークの外膜を丈夫にしてしまい、
むし歯菌の作る酸をため込み、濃度を上げてしまう。
・根っこの治療の際、免疫細胞がすみやかに働かないため、再発のリスクが増える。
③外科治療は?
・修復機能が弱ってしまうため、手術後の回復に時間がかかり、痛みや違和感が続きやすい。
・修復機能が低下してしまうため、傷口がすみやかにふさがらず、細菌感染のリスクが増える。
・抜歯後、歯が歯ぐきにおおわれず、ドライソケットになるリスクが増える。
④インプランは?
・インプラント埋入後、修復機能が働きにくく歯槽骨の反応が悪くなるため、
インプラントがガッチリ結合し固定するまでに時間がかかる。
・歯周病菌がパワーアップするため、インプラント周囲炎を起こすリスクが増してしまう。
⑤粘膜は?
・タバコの煙に含まれる発がん性物質によって、がんを患うリスクが高くなる。
・舌にある味覚センサーの働きが悪くなる。
・舌に口臭の原因になる舌苔が付きやすくなる。
最近の研究で、タバコの有害物質の刺激が歯周病や、むし歯菌を鍛え上げ、
病原性を強くすることがわかってきました。
タバコはお口の健康を損なうだけでなく、
患者さんが時間とお金を使い、何度も通って治療を受けてもその効果をそいでしまいます。
大切な歯を守り、治療や予防の効果を上げ成功させるためにも、
禁煙の効果が絶大であると言えるでしょう。