こんにちは。院長の溝口です。
いつの間にか季節はすっかり秋模様となりました。
この時期は朝晩と日中の寒暖差が大きく、
免疫力の低下から歯の
痛みなどの症状が出る恐れもあります。

皆さま体調管理には、くれぐれも気をつけて
どうぞ穏やかな秋をお過ごしください。

さて、そんな季節の変わり目には、
健康や歯についてのメンテナンスを
呼びかけておりますが、新しい試みを振り返る
節目にも、ふさわしい時期かと思われます。

6月に導入した
「光学印象システム」について、
一度振り返ってみましたので、皆様にも
ご報告させて頂きたいと思います。



実際に稼働させて3ヶ月ほどの経過となりますが、
実際に矯正や補綴のケースを経験して
気づいた点がありました。

まず、印象のスキャン自体は非常に早い
読み取りが可能で、大変優秀です。
ただ、立体的にスキャンしていく必要があり、
部位によっては機械がなかなか反応しない
難点がありました。



しかしながら、それぞれのケースごとに、
スキャンすべき部位は異なるため、
誰もが全部位のスキャンを
必要とするわけでありません。
その選択に慣れていけば、
更なる時間の短縮が可能だと思われます。

また、最も大きな課題は、
機械の物理的な大きさをどう解消すべきか、
という点になります。
スキャナーの読み取り部分を
スリーブと呼ぶのですが、
このスリーブそのものが
小さなものではないので、
患者様が不快にならないような取り廻しに、
熟練が必要だと感じています。

トータルでは有能ですが、今までの
型取り材を使った印象から、
すべてを光学印象システムに置き換えられるかというと、
それはまた、別物です。
それぞれに得手不得手があるので
併用は続けて参ります。

しかし、メリットは大きく、
導入した甲斐を十分に感じております。
皆様にもご実感いただけるよう、
操作技術を高めるため、
日々研鑽に励んでおります。

ご興味や自分の症例には適応できるのか、など
疑問をお持ちの際は、お気軽にご質問ください。



ひろ歯科クリニック
〒651-2111
兵庫県神戸市西区池上２丁目39−１０
TEL：078-976-4618
URL:https://www.dc-hiro.com/
Googleマップ：https://g.page/r/CaCuyLwGNKImEAE